浜岡原発永久停止裁判 第29回口頭弁論

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浜岡原発永久停止裁判 第29回口頭弁論
2020年12月14日(月)

浜岡原発永久停止裁判 第29回口頭弁論  2020年12月14日(月) 概要

 被告・中電から準備書面(21)、原告から準備書面(31)がそれぞれ提出され、陳述を行った。
●被告・中電の代理人は、準備書面(21)の概要説明を約3分で行った。
「1、本件原子力発電所の安全確保対策」、「2、事故防止対策」、「3、福島第一原発事故を踏まえた炉心の著しい損傷防止対策及び格納容器の破損防止対策」として、それぞれの対策の要点を説明した。
●原告からは、原告の代理人弁護士・阿部浩基氏が約10分、準備書面(31)の要約を説明した。
  2020.1.17に広島高裁が、伊方原発3号機について、運転停止を命ずる仮処分を出したが、その広島高裁の判決内容を、「司法審査の在り方」「活断層」「火山事象の影響による危険性」の3点にわたって、簡潔に要約して紹介した。
  広島高裁の判決は、直接、浜岡原発に関わるものではないが、原発の再稼働に関わる考え方として、今後の原告の主張に生かすことができると位置付けた。

 ●次回口頭弁論は、2021年5月31日(月)11:00~ 第一号法廷で行う。
                                 
●地域情報センターで報告集会
  当日約40人の参加者であったが、裁判所のコロナ対策のため傍聴に参加できたのが20人くらいで、傍聴できなかった参加者が多かったため、阿部弁護士が準備書面(31)の陳述内容を詳しく説明してくれた。
そのあとで、塩沢弁護士から、大阪地裁の判決内容(大飯原発の過去に起きた地震規模の平均値でなく、それを超えるばらつきを考慮する点での規制委員会の審査に過誤、欠落があるため、国の設置許可を取り消す)に勇気をもらえたとのコメント、林弘文・原告団長の話、地元原告の桜井さんからのH断層の活断層の可能性に関する話、原告の林克さんの話、などがあり、12時15分に散会した。

なお、詳細は後日、掲載予定。



 
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