2023.3.20 第35回口頭弁論

hamaoka

2023年06月28日 16:14

2023.3.20 第35回口頭弁論

原告準備書面(40)求釈明に対する中部電力の回答の要旨と、原告準備書面(40)求釈明のポイント
   
2022年7月15日の規制委員会第1061審査会合では、被告中部電力は津波の評価について概略次のような説明をした。
「プレート間地震が発生した際に地面が大きく動く大すべり域の位置を選定し、その代表ケースに、すべり量やライズタイム(断層破壊時間)などの評価条件を設定し、津波高さを算出したら原発敷地前面での最高水位は海抜22.7メートルなった」

原告準備書面(40)求釈明のポイント
① 想定した大すべり域の位置はどこか、すべり量及海底の隆起や沈下の量、上昇水位と下降水位はどのくらいかを海底地形図に図示すること
② 基準津波の上昇高さ、下降高さを示すこと
③ 地震による原発敷地及び取水塔位置での地盤の隆起や沈下の量

求釈明に対する被告回答のポイント
②に対して、現在、新規制基準適合性に係る審査が行われており、被告は審査の状況も踏まえて更に検討しているところであり、検討結果を踏まえて基準津波を策定する


   第36回口頭弁論  2023年7月10日 11:00~

                                    
 (文責 長坂)